加工手順

抜き・穴明け加工

 P1000764 *抜き加工  外形を抜き落します。スプーンの厚み0.4mm〜2.0mmがほとんどですが、抜き型には材料の厚みに合わせて上型と下型の適正なクリアランス(すき間)をとります。 加工時は材料にキズが入らないように慎重に作業します。
*穴明け加工  スプーンの加工時には多くの場合、抜き加工と同時に穴を明けるように金型を設計します。穴位置の管理とコスト面から大きなメリットがあります。出荷検査もちろん工程内検査でも穴径の大きさを測定し管理します。

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打刻加工

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ロゴマークやグラム数を打刻します。複数のグラム数がある場合は、数字を入替式に制作する事も可能です。刻印の位置は山側・谷側にいずれにも対応できます。刻印の大きさや位置に制約がありますが、抜き型にインサートする事が可能な場合もあります。

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曲げ加工

画像 012 スプーンの加工のうえで、もっとも繊細で微妙な工程です。サンプル品と同じアクションを再現するべく金型のアール形状を何度も何度も磨いていきます。お客様のご納得が得られるまで、何度でも微調整を加えていきます。

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バレル研磨

bareru バレル研磨とは金属パーツをバレル(barrel=樽)の中に研磨材、媒材(コンパウンド)とともに入れ、バレルを回転・上下運動させることにより研磨仕上げを行う作業のことです。
この作業で製品の端面が滑らかになりラインがスプーンに触れてもカットしないようになります。また、光沢バレル研磨により表面に微細な凹凸をつけ、高級感のある光沢仕上げを施します。

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メッキ加工

meki変更 メッキの加工方法として大きく分けて、バレルメッキとラックメッキの2種類あります。ラック系とは、製品をラックに個 々に取り付けて陰極棒(ブスバー)に吊り下げてメッキする方法です。バレル系(バレルメッキ法)とは、小さな孔を沢山開けた合成樹脂製の樽(バレル)の中に製品を入れ て、樽を回転させながらメッキする方法です。お客様の品質要求事項により使い分けをします。バレルは、製品を回転するため、キズ、ダコンが発生しやすくなります。一般的には量産で価格が安くしたい場合バレルを選択されます。

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出荷検査

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”品質第一主義” 

これが「スプーンブランク工房」の信念です。
ビルダーに満足頂けるスプーンをお届けするために、出荷前の抜き取り検査は測定機器を使って慎重にかつ厳重に行います。
その結果として素晴らしいスプーン作りのお役に立てることを願っております。

 

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